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2014年 03月 10日
リフローできない時はどうすればいいの?
2年半ぶりにブログへログインしましたー。
貯蓄やご飯作りに励んでいた過去の自分を褒めてあげたい。
お金がなくなり、ご飯も作れなくなった現在は、本の自炊に励んでいます。


電子書籍、便利ですね。
何冊もの小説が、iPhoneの中にいつでもあって読めるので、読書量が増えました。
買った電子書籍ではなく、買った本を自分で電子化(自炊)します。
理由は後ほどー。

PDFファイルをそのままiPhoneに取り込むと・・・

リフローできない時はどうすればいいの?_e0051734_23261517.png


ジェフリー・ディーヴァ-のボーン・コレクターの1ページ。
著作権が心配なところです。すみません、1枚だけ。


これ、小さなiPhoneの画面で読むのは厳しいです。
読もうと思えば、部分的に拡大したり、指を上下左右にしょっちゅう動かしたりすれば可能ですが、
面倒で、読書を楽しむことからは離れてしまいそう。電子化する意味もない。

そこで、iPhoneの画面でも読みやすい文字サイズで表示(リフロー)できるように、
PDFファイルを加工する必要があります。

リフロー加工した画面。

リフローできない時はどうすればいいの?_e0051734_23414927.png


読みやすい。
ピンチイン、ピンチアウトで好きな文字の大きさ、行間、行数に変更できるようになります。
iPhoneでリフローするための優秀なアプリとツール、breaderbrcの使い方については、検索すればいくらでも出てきます。

さて、ここからが本題です。本格的に自炊をしている方向けの内容です。
優秀なツールを使っても、iPhoneで本が表示されないことがあります。
brcに食わせることはできるのです。
しかし、アプリで本を開こうとすると落ちたり、真っ白な画面が出てきてしまう。
理由は明らかになっていないみたい。
安価なツールで多大な恩恵を受けているので、たまには仕方ないな・・・
iPhoneで読めなくても、PDFのままでiPadで読むからいいさ、と執着せず。

しかし、iPadでは気軽にどこでも読書はできません、大きいし、重いので。

何とかbreaderで読めるように、私が試したこと。
・ScanSnapやAcrobatで解像度を下げた(だめだった)。
・本の劣化かと思い、漂白した(だめだった)。新しい本でも起きている現象だし。
・1ページの中に文字と挿絵が一緒になっているページを分離した(だめだった)。
MeTilTranで補正して、再配置したjpegをbrcに食わせた(できた!)。

ここに辿り着くまでの長さといったら、もう。
MeTilTranも優秀なツールですが、brcのほうが手軽です。

結局、原因はわからないけれど、私の中では解決したのですっきりです。ばんざーい。
おまけに、この過程でMeTilTranのルビ割れも解決したので、もひとつばんざーい。

解決する前は、ネット上でも沢山調べたけれど、有益な情報は一切なし。
HITするのは2ちゃんねるのくだらん、どうでもいい情報ばかり。
おかしいなー、困ってる人、いるはずだけどな?何でHITしないかな?と思ったので、記事にしました。
お役に立てますよう。

by maho_note | 2014-03-10 00:34 | 本の自炊 | Comments(0)


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